U9 Lポート可児　Fマッチ　07/08/05
対戦相手は??
急遽決まったFマッチ!!
試合が出来るうれしさと、試合慣れした緊張感の無さが交錯しつつ子供達はアップを始めます!!

対戦相手は?? わざわざ関西から来たチームみたい!!
えーっ、関西から、わざわざ可児まで来たの〜??という、話から・・・めちゃめちゃ強いみたい!!・・という噂に変わり・・・親たちが固唾を呑んで見守る中、試合が始まりました!!
VS 西宮市SS
試合開始早々、歴然とした差を見せ付けられる展開になってしまいました・・

しっかり鍛えられた個人技は言うに及ばず、サッカーに対する極めて高い意識や戦術の理解力、集中力等、見習う点がいくつもあります!!
相手の選手はボールに対する反応の速さ、体の入れ方、ボールを置く位置、チェックの速さに加え、頭を使って次のプレーを予測した動きまでも出来ており、反応が遅く、動きが緩慢で、行き当たりばったりのプレーに終始しているエスフェにはなす術がありません。
ボールを奪っても、まわりの選手が相手のマークをはずして、声を出してボールを受けに行く動きが全く出来ておらず、パスを出す相手を探している間にすぐ囲まれて、ボールを奪われてしまいます。

声を出し合って、コミュニケーションをとりながらプレーをしている相手に対して、エスフェは声の出し方を忘れたかのように、黙ったまま黙々とプレーしています。

大輔がボールを奪いルックアップして前と横をチェックしているときに、相手が背後からボールを奪いにて来ているにもかかわらず、誰も教えることなく、ボールを奪われてしまいます。

大誠、大輔、祐輝は1対1でも何とか互角に渡り合っていますが、ボールを奪ったあとのプレーに課題があり、チームとしてまだサポートしてボールを受ける動きが出来ていないのも原因ですが、プレーの判断が遅れパスをカットされることが多く攻撃の形を作れません。

大輝、心優もよく走りとてもアグレッシブに仕掛けていますが、まだ相手を抜くところまでには至っていません。

友晴は攻撃はとてもアグレッシブですが、ディフェンスの時、走り負けて体を寄せることが出来ません。

順也は、絶対的な運動量が少なく、意識がボールに偏って周りが見えていないため、ボールタッチの回数が多くありません。

キーパーの陸は、まだ声を出すことが出来ていないのと、カウンターを受けた時に、自ら飛び出してボールを拾ったり、蹴りだしたりというプレーが出来ていません。

雄志はまだプレーに遠慮があり、積極的なプレーが鳴りを潜めています。

今、エスフェの主だった課題はそれぞれですが、各自が気づいてその気になれば、どれも克服出来て、プレーの質が飛躍的に上がることばかりです!!

自信を持って取り組みましょう!!




前半だけで０−６という大差をつけられましたが、気合を入れ直して後半です。

相手のプレッシャーも強くかなり疲れていますが、こういう時にこそ声を出し合い気力を振り絞ることが大切です。


相手も主力選手を休ませるため、どんどん選手を交代しますが、エスフェは９人しかいない為、あまり休めずかなり疲れているのは確か!!

でも、こういう相手とはなかなか試合できるチャンスはないので、勝敗は別にして、最後までいろんな事にトライして、ベストを尽くします!

何とか1点をとろうと、必死にボールに食らいつこうとしますが、足が動かずバテバテ状態です。

ピッチも普段よりかなり広く、半端じゃない運動量が求められた試合でしたので、大輔は試合中に少しモドシていました。

でも後半だけを見れば、相手もメンバーが代わっているのもありますが、みんなの頑張りで後半は０−２で凌ぐ事ができました。

結果・・・０−８　敗戦

肌で感じた全国レベル!!
結果は惨敗でしたが、エスフェの足りないものを、改めて気づかせてくれた、とても貴重な試合でした。

多分相手キーパーは一度もボールに触っていないな!!(ひょっとしたらｾﾝﾀｰﾊﾞｯｸも!?)
だって、エスフェはシュート1本も打ってないから!!

西宮市SSのU-12などは、西宮市の大会でも優勝していますし、ヴィッセル神戸のJrユースなど名だたる強豪を相手にして、みごと兵庫県大会などでも優勝している、まさに全国レベルのチームです。

西宮の子供達に出来て、多治見の子達ができないはずはない!!

あと数年後、全国大会まで行ってリベンジしようぜ!!(君たちなら絶対行けるハズ!!但し、今みたいに、ぼんやりせずに、しっかり頭を使ってプレー出来る様になれば!!)


VS 藤岡JFC
次も三河地区の強豪との試合です。1試合目がハードな試合だったので、精魂尽き果てていますが、少し休んで連ちゃんで試合です。

やはり疲れているので、エスフェペースでは試合はさせてもらえません。
左サイドを突破され続け、失点を重ねていきます。

1試合目同様、全く声は出ておらず、無言のままでプレーしている為、何をやりたいのか誰もわからず、ボールも上手く繋げる事が出来ません。

チャンスも作れぬまま０−６で前半を終えます。
気持ちを切り替えて後半戦です。

とにかく1点を取りに行きます。
1試合目よりは、相手ゴールまで攻めて行けています。ただ、やはりゴールを奪うまでの力はありません。

結局、後半は０−２で凌ぎきりました。　強豪と続けての試合でしたので、かなり心身ともに疲れていたと思いますが、よく頑張ったと思います!!! 頑張って損する事は無いはずです。結果はともかく、どんな場合でも諦めずに頑張ることが勝利への一番の近道です!!

気持ちを切り替えて次の試合に臨みましょう!!

結果・・・０−８　　敗戦
VS コパン アンフィニ
さぁ、最後の試合です。とにかく目の前の試合に集中しましょう!!

今日のエスフェはまだ1点も取っていません!!
とにかく先制点を取りに行きます!!

祐輝からパスを受けた大輔が先制点を挙げ、今日初得点を奪います!!

しかし、ボールを捕られた時に、すぐ追いかけて体を寄せてボールを奪いに行く動きができずにすぐ同点にされます。

そのあと8月から新メンバーの祐輝が巧みなドリブル突破からゴールを決め２−１と突き放します!!

しかし、相手ゴールキックからカウンターを食らい同点にされます。

その後また決定的な危ないシーンで強烈なシュートを打たれますが、今度はキーパー陸がファインセーブで失点を防ぎます。
このまま前半終了!!

後半は前半以上に激しい攻防が続きます。

まず、大輔からのパスを大輝がシュートを打ち３−２に!!

相手ゴールキックを大輔がそのまま運び４−２!!

尚も心優のコーナーキックを祐輝が受け正面から蹴り込み５−２!!





３点差つけてこれでセーフティーリードかと思いきや・・・ボールを奪われてもほんわかしてフリーでシュートまで持ち込まれる悪い癖が直らず、２点を返され５−４の1点差まで詰め寄られます!!


最後は心優がゴールを奪い何とか逃げ切れました!!
今日は多分今までで経験したことのないくらいハードな試合ばかりでしたが、最後に競り合って勝てた事は素晴らしいと思います。　お疲れ様でした!!

結果・・・６−４　勝利!!
得点・・・大輔Ｘ２、祐輝Ｘ２、大輝、心優
惨敗から学ぼう!!
今日の試合はわずか３試合でしたが、いつものフレンドリー１０試合以上の価値がありました。

結果は散々でしたが、今のエスフェの課題が浮き彫りになり、克服しない限りは成長もできない事を思い知らされた試合でした。

それは、サッカーのテクニックや戦術以前の基本的な事!!

つまりサッカーに対する意識の問題!!

本当に勝ちたければ、ボールを取られたら必死に取り返しに行くだろうし、チャンスやピンチには声を掛け合ってプレーするだろうし、
次戦う相手が目の前で試合していたら、どういうチームなのかしっかり試合を見て、園児のような砂遊びはしないだろうし!!

日頃の練習でやってることがそのまま試合に出るね〜!!つまり練習で出来ないことは試合で出来ないんだから、日頃の練習から少しでも意識が変わるといいね!!
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